ガラス製品の安全性の確保と、製造と流通の健全性を確保するために、法令や公的規格に基づいた試験・検査、及び調査業務を行います。
1.法令や公的規格による試験・検査
(1)耐熱ガラス製器具
- ガラスの材質が耐熱ガラスかどうかを調べます:膨張係数測定
- 耐熱ガラスの使用区分を判定します:耐熱温度差=熱衝撃強さ測定
規格名:家庭用品品質表示法、JIS、(社)日本硝子製品工業会規格
(2)強化ガラス製器具
- 強化の種類を判別します:ひずみ測定等
- コップ及び強化ガラス製なべ蓋の強度を測定します:衝撃試験
規格名:家庭用品品質表示法、JIS、(社)日本硝子製品工業会規格
(3)ガラスびん
- ガラスびんの強さを測定します:耐内圧試験、機械衝撃試験、熱衝撃試験
- ガラスびんを落とした際の安全性を確認します:飛散防止性能試験
規格名:JIS、日本ガラスびん協会規格
(4)その他
- ガラス製品の比重、透過率、強度(圧縮,引張)、屈折率、耐光性、外観、表示等の試験・検査
規格名:JIS、国内の規格類、及び、海外規格等



2.破損解析や異物分析等の調査
(1)破損原因の調査(破損解析:ガラス製品がなぜ割れたかを調べます)
- ガラスの破片から製品を復元してどのように割れたのかを調べます。
- 破壊の起点とその表面のキズ跡を観察し、何が原因で割れたのかを調べます。
以上の調査結果を総合的に判断し、ガラス製品が破損した原因を究明します。


(2)異物由来調査(異物分析:ガラス片状物質の由来や用途を調べます)
ガラス製の小片を調べる事によって、元の製品(コップ、食器、電球等)を推定します。
ガラス中やガラス表面の異物を分析し、異物の特定や発生原因を調査します。


3.溶出成分測定や組成分析等の化学分析
(1)溶出成分測定

(食品衛生法、日本薬局方、米国薬局方、ヨーロッパ薬局方、JIS等)
- 食品衛生法や各種薬局方に従った検査を実施しています。
- JIS R 3503 6.2アルカリ溶出量試験はISO/IEC17025試験所認定を取得。
(2)組成分析
ガラスの全組成分析や特定有害元素の含有量を測定しています。公定分析法(湿式化学分析法)及び蛍光X線分析法による組成分析を行っています。